歯の定期健診を受けていると、健康寿命が伸びるってご存知でしたか?歯周病メンテナンスとセルフケアでお口から健康に!
2020年9月10日
こんにちは! やました歯科医院です!
残暑が厳しい日が続いていますね・・・
これまでと違って、炎天下の中マスクをしていると体感温度が+3度位違います・・・
熱中症にならないよう、しっかりと水分補給、そして、熱中症予防には睡眠も大事ですので夜もエアコンを活用して良質な睡眠を確保してくださいね!
さて、皆さん「予防歯科」という言葉を聞いたことがありませんか?
歯医者も時代時代で治療の方針が違っていました。
一昔前の歯医者だと、
「虫歯になって痛くなったら通う」
「虫歯を削って銀歯で詰めて終わり」
「歯の管理、ケアは自分でやる」
「虫歯が再発したらまた歯医者に通う」
この繰り返しでした。
お口に関する様々な研究や検証が進むにつれ、従来の診療・治療方針では自分の歯を長く維持できないと分かったのです。
特に、日本と欧米の高齢者の残存歯数(残っている歯の数)を比較すると、一目瞭然でした。
「虫歯や歯周病になったら歯医者に通う日本」の対症療法型と、
「虫歯や歯周病にならないために歯医者に通う欧米」の予防型を比べたところ、
80歳の段階で日本は残存歯数8本、欧米は20本という歴然とした差が出ていました。
残念ながら、歯は自然に再生することはありませんので、日本の「悪いところを削って詰める」を繰り返す治療だと、最終的には歯が無くなってしまうのです。
それに対して欧米の予防型診療は、毎日のセルフケアだけでなく定期的に歯医者に通いプロにお口全体をクリーニングしてもらう、虫歯や歯周病の兆候が無いかチェックするというプロフェッショナルケアを併用することで、
お口のトラブルを未然に防ぐ習慣が出来ています。(お子様の場合は歯並びもチェックできます)
もし、歯が無くなってしまったら体全体にもどんどん負荷がかかってしまいます。
①食べ物を満足に噛めない ⇒ 食事制限のため活力となるエネルギーが接種できない
②エネルギーが足りない ⇒ 病気や疾患に対抗するためのエネルギーが不足して体全体の疾患が進む
③病気や疾患が発症すると ⇒ 体力面だけでなく、精神的にも落ち込んでしまう
自分の歯で食べたいものが食べられない、そういった多くのご高齢の方を診療してきた歯科界では、高齢になっても自分の歯で食べ物を食べ、肉体的・精神的にも健全で豊かな口腔内環境を作るため、これまでの対症療法型から、欧米の様に「虫歯や歯周病にならないための予防型診療」にシフトしています。
それが、皆さんが耳にされる「予防歯科」です。
予防歯科には、虫歯や歯周病の発症を防ぐ、健全な口腔環境を作る事で疾患になりにくくなる、お子様の場合ですと歯並びを定期的にチェックできるので、早めの矯正治療で綺麗な歯並びを得られる、様々なメリットがあります。
定期検診はプロの歯科衛生士が皆さんのお口の中を検査、チェックしトラブルが起こっていないか、トラブルの兆候はないかしっかりとチェックしていきます。
お時間も約1時間程度ですので、お休みの日やお仕事帰り、ちょっと長いお昼休み時間など、
3カ月に一度の通院で健康的な生活が送れますので、ご家族皆さんで定期検診に通ってくださいね!
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