歯周病・メンテナンス

お問い合わせ・ご予約 042-707-8255
09:00-13:00 / 14:30-18:00  09:00-12:30 / 14:30-17:00 ※休診:水曜・祝祭日 ※土曜午後と日曜午前は不定期
淵野辺駅 徒歩30秒
WEB予約
メール相談
キービジュアル

【スウェーデンスタイル】

国旗

GBT(Guided Biofilm Therapy)システム
MTM(Medical Treatment Model)システム

従来の歯周病治療と一線を画す、
より効果的で、より体に優しい治療法

GBT(Guided Biofilm Therapy)という考え方

打ち合わせ

院長

GBT(Guided Biofilm Therapy)とは、従来の歯周病治療とは異なる、新しい「歯周病治療」のシステムです。
歯科先進国のスウェーデンで生まれたシステムで、一番の特徴は「より効果的に、そしてより身体に優しい治療」を追求して生まれたという点です。

従来の歯周病治療は「歯石」に着目したものでした。
もちろん、歯周病の原因となる歯周病菌の塊(歯石)を除去することはとても大切です。
しかし、それだけでは不十分なのは、歯周病が再発したり、なかなか治療が終わらないことからも明らかだと思います

バイオフィルム

GBTシステムは「バイオフィルム」の除去に着目したシステムです。
バイオフィルムとは粘性のある細菌膜、つまり、悪さをする細菌を守るための「バリア」のようなものです。

従来法はこの「バリア」と「歯石」は同じものとみなし、同時に力技で除去していました。
しかし、それでは効果的ではありません。

どう考えても、まずは「バリア」を壊してから、その中に潜む「歯石」などを除去したほうが効果的ですよね?

GBTは上記を行うために考えられたシステムです。
治療の流れをご紹介します。

STEP1診査|お口の状態を診査します

「歯周ポケットの測定」「歯肉の状態の診査」「唾液検査」などを行い、お口の状態を診査診断し、患者さんに現状をお伝えします。

STEP2染めだし|バイオフィルムに色を付けます

診査2

バイオフィルムを視覚化するため、バイオフィルムだけに反応する薬液をつけます。

STEP3処置|EMS社製のエアーフロ―でバイオフィルムを除去

処置

バイオフィルム等を除去していきますが、この工程で「スイスEMS社のエアーフロー」を使用します。このエアーフローがGBTシステムを成功させるためのカギとなります。

EMS

これまでも歯科医院ではエアーフローによる処置が行われていました。
しかし、EMS社製のエアーフローは従来の機器と比較して次のような違いがあります。

違い1バイオフィルムを除去できる

違い2歯や歯茎を傷つけない

従来の機器は歯の表面の汚れしか除去できず、肝心の「バイオフィルム」の除去はできませんでした。しかし、EMS社製のエアーフローは表面の汚れ、バイオフィルム、歯石の他、歯肉縁下(歯肉の中)の細菌までも効果的に除去できます。つまり、今まで効果的にアプローチできなかった部分までアプローチ可能になるので、より効果的な処置ができるということです。

メンテ

また、歯のクリーニング中に「痛み」を感じられた方もいると思います。術者の医術に問題があることもありますが、歯の清掃機器にも問題がありました。
ケースによっては歯や歯肉を傷つけてしまう事もありました。

EMS社製のエアーフローは生体に優しい機器になっているので、処置中に痛みを感じることや歯や歯肉にダメージを与えることはほとんどありません。

※世界の予防最進国であるスウェーデンのイエテボリ大学では、この機器の有効性を認め、すべてこのEMS社のものに買い換えています。

STEP4最終確認|残った歯石をしっかり除去

処置2

処置の最終チェックをします。除去しきれなかった歯石の有無をしっかり確認し、残っている場合は徹底的に除去します。

MTM(Medical Treatment Model)という考え方

メンテナンス

メディカルトリートメントモデル(MTM)とは、患者さん固有の虫歯・歯周病リスクを事前に把握し、そのリスクに合わせたオリジナルの処置を行い、一生涯、自分の歯で健康な生活を送っていただくことを目標とするプログラムです。

これまでの歯科治療は「悪くなったら治療しに通うスタイル」でした。このスタイルだと治療の繰り返しになるため最終的には削る歯もなくなり抜歯→入れ歯になることがほとんどでした。

しかし、MTMは「悪くならないために通うスタイル」となりますので、一生涯、ご自身の歯で生活できる可能性が高まります

これを証明する興味深い統計をご紹介します。

国別「メンテナンス受診率」と「残っている歯の本数」の関係性

グラフ

この統計は「歯科医院で定期的なメンテナンスを受けている割合」と「80歳の時に残っている歯の本数」の相関関係を示したグラフになります。

このグラフからは下記のことが分かります。

  • 定期メンテナンスを受けることで80歳になってもご自身の歯を多く残せる
  • 日本人は定期メンテナンスを受ける人が少ないので80歳の時に8本しか歯がない
院長

日本と欧米で、なぜこのような違いが生じているのでしょうか?

それは、日本の歯科医療の考え方が、何十年も遅れているからです。

いまだに、「削って詰める」だけの歯科治療が横行しています。
そして、それを多くの人が「おかしい」と思っていません。

これは医療ではありません。破壊です。

当然、時には削る必要もありますが、治療後は、今後、削らないようにするためにはどうすべきかを考え実践していくのがMTMという考え方です

その他、治療で活用する機器等のご紹介

歯周病治療で利用する各種機器等をご紹介します。

「歯周病リスク」を把握する唾液検査

検査

当院では検査の1つとして唾液検査(任意)を行っています。この検査を行うことで、歯周病だけでなく虫歯リスクや口臭の程度も同時に把握することができます。また解析結果を分かりやすい表にして出力しますので、患者さんからも喜ばれています。

ファイル1

CT(三次元立体画像撮影装置)分析

  • CT1
  • CT2

従来は二次元レントゲンでの診査診断でしたが、当院には三次元で撮影できるCTが設置されております。そのため「」の状態まで精密に分析でき、精度の高い診査が可能となっています。歯周病は「顎の骨」を溶かしていく病気ですので、骨の状態を精密に分析できるか否かが、正確な診断の鍵を握ります。

殺菌水

水

歯周病は「細菌」による感染症です。
つまり、細菌を物理的に除去する事と、目に見えない細菌を殺菌することが効果的です。当院では歯周病菌の殺菌に効果があるPOICウォーターを利用しながら処置しますので、治療効果が高まります。

破壊された歯周組織を回復させる「歯周再生療法」も行っています

歯周病は顎の骨を溶かしていく病気です。
そのため歯周病が進行すると歯を支える顎の骨が少なくなり、歯がグラグラし、最終的には抜歯の運命が待ち受けています。

それを防ぐため当院では「歯周組織再生療法」を行っています。エムドゲインという材料を使用します。

エムドゲインは歯周病で骨が無くなってしまった部分に詰めておくと骨が再生するとされている新歯科材料です。

  • 麻酔した上で、治療する部分の歯肉を切開します。

  • 歯石などの感染部分を清掃し、取り除きます。

  • 歯を失った部分にエムドゲインを塗布します。

  • 切開した歯肉部分を縫合します。

衛生士があなたの健口をサポートします!

集合

予防は「歯科衛生士」が担当します。
歯科衛生士は国から認められた予防処置のプロです。

初診「個別」相談へのご案内

当院では、患者さんが抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんなことでも構いませんので、私達にお話ししていただけたらと思います。ご興味がある方は下記からお問い合わせください。

  • web予約
  • メール相談
電話番号
042-707-8255
住所
〒252-0233
神奈川県相模原市中央区鹿沼台2-12-4

このページの先頭に戻る